上越運送株式会社
運輸業
2026.03.02
運輸業
上越運送株式会社
上越市
事業内容
一般貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業、倉庫業、通運業 など
従業員数
153名(2025年12月時点)

代表取締役 社長
小関 健司さん(左)
総務部 総務課長
西山 新也さん(右)
きっかけと対応
- 従業員によるエコドライブ活動の提案
- 燃費向上や事故防止に向けて、2003年にエコドライブ活動を開始
- デジタルタコグラフのデータを用いて運転状況を見える化し、個別指導を実施
- 自動車ディーラーに依頼して年2回の講習会を実施し、新入社員教育にも活用
- 表彰制度を設け、従業員のモチベーションを確保
- エコドライブ活動のマンネリ化の打破
- 評価・改善の対象を運転技術から車両の整備・点検へ拡張
- ボルトの緩み確認など昔ながらの点検も含めた日常点検の強化
- タイヤ点検の講習や救命講習などの安全・点検に関する研修の実施
- 停車時のアイドリングストップと快適性の両立に向け、バッテリー電源で使える扇風機や、高性能エアコン、ヒーター、蓄熱マット等を導入
- 継続に向けた仕組みづくり
- 運送業向けで導入しやすい公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団の「グリーン経営認証」を2004年に取得
- 取組を認証の枠組みに整理し、エコドライブ活動、社員教育、車両の整備・点検などを会社の方針として定着化
- 認証項目にある地域社会への貢献活動にも取り組むとともに、取組範囲を車両の運行だけでなく建物の省エネにも広げ、照明のLED化を開始
- 2022年度から新潟県エコ事業所表彰制度に参加
取組の成果
- エコドライブ活動により約30%燃費が向上し、燃料費の削減につながったほか、ブレーキやエンジンへの負荷の低減によって修繕費も削減につながった。
- エコドライブ活動コンクールで2017年と2024年に国土交通大臣賞を受賞した。
- 2025年度のエコ事業所表彰制度の表彰事業所として表彰された。
- 取組を長年継続することで、社内に定着し、従業員の安全・環境意識が向上した。
- 会社のイメージが向上し、安全意識の高い人材が集まりやすくなった。また、表彰制度等を通じて社内のモチベーション維持にもつながった。
課題
- 車両のオートマ化で運転技術面の差が出にくくなったことや、取組の長期化により、エコドライブ活動がマンネリ化しやすく、取組の追加や見直しが必要である。
- EVトラックやバイオ燃料などの次世代車両・燃料の導入を進めたいが、費用対効果に加えて充電・燃料供給などインフラ面の制約があり、ハードルが高い。
将来
- 今後も、改善や工夫を凝らしながら、エコドライブ活動を継続していく。新たに入社する人が同じ水準で続けられるよう、教育と運用の仕組みを回し続けたい。
- 車両の整備や点検の高度化や熱中症対策など、安全・健康面も含めた改善へ広げていきたい。また、省人化・省力化の工夫も取り入れ、人材不足への対応につなげていきたい。
- 業界のイメージの改善と労働条件の底上げにつながる取組を広げていきたい。
取組事例